実績  アウトリーチサポート

通信プロトコル拡張評価システム

第5世代移動通信システム(5G)における複数無線システムの最適利用のための、通信プロトコルの拡張と評価を行うシステムです。

Linux Kernelを拡張し、複数周波数帯の同時活用のための通信制御を行うルータを実装し、使用しているアプリケーションやトラフィックの量、設定に応じた利用回線の制御を実現しました。また、トラフィックの変化や通信制御の状況をリアルタイムに可視化し通信時の性能をグラフィカルに表示するGUIを開発しました。

OS

  • Linux
  • Windows

開発言語

  • C
  • Go
  • Javascript

特徴

  • Linux Kernelの拡張開発
  • デモンストレーションを考慮したシステム提案

開発項目

  • Linux Kernelの拡張 (通信プロトコルの拡張)
  • 拡張通信プロトコル対応サーバ、ルータ
  • ルータ制御・通信状況表示画面
  • デモンストレーション向け4K動画再生画面
  • MPTCP

ID/ロケータ分離型モバイルセンサシステム向け装置

ID/ロケータ分離型モバイルセンサシステムを構成する装置として、Androidタブレットをベースとしたモバイルゲートウェイ装置と、RaspberryPiをベースとしたモバイルセンサー装置を開発。両装置に対して、ID/ロケータ分離アーキテクチャであるHIMALIS(*)カーネルのポーティング及び各種制御ソフトウエアの実装を行うことで、ID/ロケータ分離方式に対応したモバイルセンサシステムを実現しました。

*HIMALIS: Heterogeneity Inclusion and Mobility Adaptation through Locator ID Separation

「モバイルゲートウェイ装置」

OS
  • Android
開発言語
  • C
  • C++
  • Java
  • Python
特徴
  • AndroidへのHIMALISカーネルポーティング
  • IEEE802.15.4のコーディネータとして6LoWPANに対応
  • 内蔵無線LANに加え、増設無線LANを同時利用可能

「モバイルセンサー装置」

OS
  • Raspbian
開発言語
  • C
  • C++
  • Python
特徴
  • Raspberry PiへのHIMALISカーネルポーティング
  • IEEE802.15.4のエンドポイントとして6LoWPANに対応
  • USB接続のセンサーモジュールを通じ、温度/湿度/気圧/照度の取得が可能

ミュージアム向け展示解説アプリ muBe (ミュービー)

muBeはiOS、Androidに対応したミュージアム向け展示解説スマートフォンアプリケーションです。
BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを利用した屋内測位技術により来館者の近傍にある展示の解説を自動で通知し、表示や音声再生を行います。
muBeをインストールすることで、来館者は手持ちのスマートフォンを自分専用の展示解説機として使うことができます。

muBeでは、博物館など展示をする施設運営者や展示評価関連の研究者に向けて来館者の導線や滞留時間を可視化する機能を備えています。
2016年9月9日 から2017年3月5日まで、国立科学博物館と協力し、同館の地球館2階、3階ならびに地下1階の展示解説を来館者に提供しました。

muBeの詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://mube.app/

※ Bluetoothは米国 Bluetooth SIG, Inc. の登録商標です。

科学リテラシー情報集積システム

知の循環型社会における対話型博物館生涯学習システムの構築に関する基礎的研究として、国内外約20の協力館で研究調査「PCALi(ピ☆カ☆リ)」が行われました。

科学リテラシー情報集積システムはPCALiで必要となる博物館の学習資源や、利用者が学習資源を活用し、学んだ成果や履歴等のデータを蓄積・デジタルアーカイブ化を行うWEBシステムです。

当社ではサイエンスコミュニケーションの知識を活用し、研究目的に合わせたデータの収集・蓄積・分析方法について、システムの提案から設計、開発、完成後の運用までトータルで手掛けています。
将来的に海外システムとの接続できるように、国際的なデジタルライブラリの標準規格であるIEEE1484.12およびRFC5013との連携を考慮して設計しています。
また、サーバ環境については想定される登録ユーザ数、アクセス数などに基づく選定、ドメイン取得やDNS設定等も行っています。
 

新世代ネットワーク実証実験システム開発

新世代ネットワークの基盤となる通信プロトコルを実際に動作させ、その上で様々な通信を行いながら検証・評価を行うための実験システムです。研究論文に基づいたシステム全体の設計と開発、世界規模のネットワーク実験場を利用した評価測定のサポート、デモンストレーションビデオの作成を含むアウトリーチのサポートを手がけています。

OS
  • Linux
開発言語
  • C
  • C++
  • Java
  • Python
特徴
  • IPv4/IPv6両対応
  • 実際の運用を想定した大規模環境での試験に対応
  • 独自の認証方式を当社より提案
開発項目
  • 通信プロトコルライブラリ
  • 通信サーバおよびクライアント
  • 通信状況表示画面
  • 動作デモンストレーションビデオ

コグニティブ無線評価システム開発

無線端末が周囲の電波資源の状態を認識して自律的に意思決定を行う「コグニティブ無線技術」を実現するための、端末/ネットワーク分散型情報共有システムです。端末による意思決定アルゴリズムを入れ替えて、実際に通信を行いながら評価することが可能となっています。また、不連続な電波資源を有効に活用するための「リンクアグリゲーション技術」も併せて実装しています。システムの設計および開発から各種実験と測定のサポート、展示会等でのプロモーションのサポートを手がけています。

OS
  • Linux
  • Windows Vista
開発言語
  • C
  • C++
  • C#
  • Java
  • Python
  • ActionScript
特徴
  • JXTAプロトコルによるP2P方式の情報共有を実装
  • IEEE1900.4対応のMIBを実装
  • IMSに対応したアプリケーションサーバ/クライアントを開発
  • リンクアグリゲーション機能をライブラリモジュールとして外部に提供
開発項目
  • 端末/ネットワーク分散型電波資源情報共有プラットフォーム
  • リンクアグリゲーションライブラリ
  • 測定試験用各種ソフトウェア
  • 通信状況表示画面
  • 動作デモンストレーションビデオ

パーソナルネットワーク構築システム開発

携帯電話の識別情報を用いて、簡易な操作でセキュアな情報共有空間を構築するシステムです。研究内容のヒアリングから、成果の「見える化」のためのシステムを提案し、設計と開発を行いました。各種展示会での動態展示を想定したデモシナリオとアプリケーションの作成も行っています。

OS
  • Linux
開発言語
  • C
  • C++
特徴
  • 既存実験システムをカスタマイズ
  • 廉価な市販PCを利用してコストを削減
  • 学生向けプログラミングサポート

研究機関向け情報共有・アウトリーチサポートシステム

研究機関に求められているアウトリーチ活動・情報共有の基盤となるWeb情報共有・発信システム「LabCommons」を用いて研究者や広報担当者をサポートしています。
LabCommons」で作られたWebページなら、海外に向けて情報発信したい場合でも英語ページの作成がお客様自身で簡単に行えます。
また「LabCommons」はグループウェアやSNSとしても使用することができるため、ログインアカウントや操作性も統一されています。
ご要望によりデザインカスタマイズや独自機能も提供しています。

LabCommonsの詳しい情報はこちらをご覧ください。
http://labcommons.bitmeister.jp/

大学研究室アウトリーチサポート

研究室に特化したCMSシステムを構築して、スケジュール管理や研究内容などの情報共有を促進するとともに、WebサイトやSNSを活用したアウトリーチ活動をサポート。難解な研究内容を第三者に伝えるテクニカルライティングの指導や、情報発信の仕組みを提供しています。

R&D企業向け展示・プレゼンサポート

技術開発型企業の技術プレゼンをサポート。バーバルコミュニケーションを中心とした技術の伝え方、展示の仕方の講習などを実施しています。

〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-11-2 松栄浦和ビル201号

TEL: +81-(0)48-711-1930
FAX: +81-(0)48-711-1931