埼玉大学産学官連携協議会防災ビジネス研究会(※1)にて4年にわたり研究を進めてきたデジタルサイネージ型防災情報提供システム「ソナエージ®」の製品化にあたり、さいたま市長(※2)に向けたデモンストレーションが行われました。
「ソナエージ®」はFMラジオ放送波による緊急地震速報を使用した緊急表示システムです。平時は観光案内や広告などを表示するデジタルサイネージですが、緊急地震速報を専用の切替機で自動受信し、緊急地震速報画面へ切り替えるためのシステムです。
ビーコンによる画面切り替えにも対応しており、任意のタイミングで表示させたい画面に切り替えられます。
各施設で設置済みのデジタルサイネージに後付けも可能で、新たにサイネージを購入する必要がなく、インターネット回線が不要な点も大きな特徴となっています。
弊社は主にシステムの設計・製造を担当してきました。
今後は、研究会参加企業の株式会社デサンを販売窓口に「ソナエージ®」を販売していく予定です。
※1 埼玉大学産学官連携協議会防災ビジネス研究会は、県や市の防災関係部署担当者、社会インフラ管理業者、埼玉大学の防災関連研究者によって構成されており、効果的な防災・減災情報提供の仕組み作りの検討をしています。
※2 本件はさいたま市イノベーション技術創出支援補助金を活用しています。
2020年8月4日 テレ玉 ニュース報道 「さいたま市内の企業 市の補助金活用し防災機器開発」(動画)
2020年8月6日 日刊工業新聞 記事掲載 「デサンが防災機器製品化、さいたま市に報告」
販売に関してのお問い合わせ窓口
株式会社ビットマイスター
https://www.bitmeister.jp/contact/
株式会社デサン
https://dessin.co.jp/fq.html